保護犬

単身で元野犬の里親になる ~ ドッグトレーニングをうける 【前編】

こんにちは。
元野犬2頭のシングルマザー、でんままです。

今回は週一ペースで受けているドッグトレーナーとのレッスンのお話です。

1頭目のデンを迎え入れる4か月ほど前からスタートしているので、初めてから早2年半ほどになります。

今のところ目の前の目標は

でんまま

デンとさすけの2頭引き散歩ができるようになる!(単に頑張って歩くだけじゃなく、散歩中の排泄対応も!)

ということと

でんまま

「おいで」で100%呼び戻しができるようになる!

をめざしてがんばっております。

この2年半のトレーニングを通して、理解したのは

ドッグトレーニングといいながら、

実は私のトレーニングである

ということでした💦

ドッグトレーニングを始めるまで、私はドッグトレーニングは犬が頑張るもので、犬が学ぶものなんだと、大きな勘違いをしてました。。。🙇

ドッグトレーニングって犬のためじゃなかった

デンをむかえいれるまで、私は犬を飼ったことがなく、
犬の散歩、というと、犬のシェルターでお散歩ボランティアをしたことがあるぐらい💦

そんな私の初わんこ、デン。
成犬の元野犬。
19kgとはいえ分類は大型犬。

散歩は好き。
でも人に対して警戒心強く、超頑固。

デンを迎え入れる4か月ほど前から、当時住んでいた都内からデンの保護先である水戸まで通い、

  • 私がデンと歩くことに慣れる
  • デンが私と歩くことに慣れる

を目指して月1ベースでレッスンを受け始めました。

初レッスン :デンが我が家に来る4か月前からスタート

デンと暮らすおうちができるまで後まだ4-5か月かかりそうなころ。
水戸のドッグランで初レッスン。
おたがい超ぎこちなくて、距離を縮めることがなかなかできません💦

この時にお世話になったドッグトレーナーは、デンの保護元でもある水戸の犬猫保護活動家コミュニティ DOT MITOをサポートされていた先生。
デンのこともよくご存じの先生でした。

肩肘がちがちの私。
私からできるだけ離れようとするデン💦

初レッスンから数か月の間、フォーカスしたレッスン内容は

  • リードの持ち方
  • 犬と歩くときの(私の)姿勢
  • アイコンタクトになれさせる
  • デンと一緒に歩く

という感じ。

デンが我が家にきてから1~2か月の時期:ケージとバリケン

2023年8月、晴れてデンの正式譲渡となり、デンが我が家にやってきました。

その後3か月ほどの間、水戸でお世話になっていたトレーナーにわざわざ出張レッスンとして我が家まで来ていただき、何度か室内または自宅周辺のお散歩レッスンを実施いただきました。

とにかく頑固で反抗まっさかりだったデン。
夜フリーにしていると、私が寝ている間に逃げようとしたのか、朝起きると、新築の壁に穴が。。。💦 
私が見ているところではやらないので、現行犯逮捕できないのが悔しかったところ。
何か所かやられてしまいました。

お散歩レッスンはもちろん、室内でのレッスンなども加え、当時は

  • ケージやバリケン(車内)に入ることに慣れる
  • 抱っこに慣れる

に集中して練習。

バリケンやケージが苦手だったデン。
水戸にいたころからケージやバリケン練習もはじめていたのに、うちにきたらリセットされてしまったのか、「ハウス」コマンドがきかない。。。。

デン

何が何でも動けへんで

先生に相談をし、リードで動かないときはデンの首への負担をかけないために、私がデンの背中から抱きかかえ、ケージへとデンと私で二人羽織で移動。。

とにかく抱きしめられるのが嫌だったデンは、必死で首をのばしてガウガウ(離せ離せ)と大暴れ。
何度か髪の毛を噛まれました💦

電気を消して就寝後、しばらくケージの中でガチャガチャ、ガウガウ(出せ出せ)と続く抵抗。
しかし私も心を鬼にして、気になるけど見に行くまいとデンとの心理戦が1か月ほど続いてました。

デンが嫌がることばかりしている気分になり、
毎夜デンとの格闘で、夜が近づくと憂鬱になる日々。

でんまま

デンが嫌がっている。どうしよう💦

でんまま

こういうとき、押した方がいいのか引いた方がいいの、どっち? 💦


デンとの距離も縮まらず、
デンの顔色ばかりみて、何が正しいやりかたなのかわからなくて、
途方にくれてばかりでした。。

そんな時期、電話でもLINEでも相談にのってくださり、水戸からはるばる我が家まで出張レッスンで駆けつけていただいた先生なくしては、今のデンと私は存在していなかっただろうと思えるほど、力になっていただきました。

この時期に学んだこと

犬を飼うことが初めての私にとって、その当時一番悩んだのは、
デンが強い抵抗を示す時、本当に怖がっているのか、
あるいはわがままから来る反抗なのか、
本当にわからなかったことでした。

沢山の犬のしつけ本を読んだり動画を見たりと必死で勉強はしたものの、
デンとの心理戦や格闘中にうまく応用できないことばかりでした。
(もちろんドシロウトの私にとって、本や動画から学んだ大切なことも数えきれないほどあるので、自習勉強もとても大切でした!)

自初レッスンから半年ほどの間で、感じたこと。

  • 問題行動への対策は犬の性格による! 実際に抵抗しているデンの状況をトレーナーに見ていただいたからこそ、対応策も理解できた。
  • 抵抗ぶりは、ある意味デンからの挑戦だった。 信頼を築いていくことで変わっていったこともあった
  • トレーニングセッションのときだけではなく、日々の積み重ねが大切。 日中もケージ、車の中のバリケン練習は毎日1-2回続けました。

トレーニング 第2フェーズへ

2023年8月末、デンが我が家へきてから、一つの季節がすぎ、冬がやってきて。
トレーニングの頻度を増やしたり、私が留守中の預かりなどもお願いできるトレーナーを地元で見つけたいなあ、と思い始めたころ。

今お世話になっている先生と出会いました。

後編へつづく。。。


*動くのを拒否る反抗期時代のデンに、トレーナーがおすすめしてくださったハーネスについてもよかったらご覧ください↓


ABOUT ME
sawatomo0509
元野犬2頭のシングルマザーです。 IT企業勤務のかたわら、ときどき環境アクティビスト。 47歳の夏、保護犬をむかえいれようと思い立ち、郊外にわんこと暮らすマイホームを建てました。 デン (7歳) 2023/8/26 Adopted さすけ(4歳) 2024/6/23 Adopted